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第 72 回 ~ JUnit4 その1 ~

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今回から「JUnit4」について学んでいきます。


JUnitは単体テスト(ユニットテスト)の自動化のためのテスティングフレームワークです。
JUnitのテストコードを実行することで、仕様通り動作するかどうかを素早く確認できます。
公式サイトはこちらで、現在の最新バージョンは4.5となっています。
JUnit4からアノテーションに対応し、従来より簡便に使えるようになりました。


今回はJUnit4で以下のSampleクラスのreturnNullメソッドのテストを行います。
公式からjunit-4.5.jarをダウンロードし、クラスパスに含めてください。
SampleクラスのreturnNullメソッドの仕様はnullを返すこととします。



public class Sample {
    public static Object returnNull() {
        return null;
    }
}


JUnit4によるテストクラスは以下のように書きます。
@Testというアノテーションは、そのメソッドがテスト用のメソッドであることを示します。
また、Assertクラスを静的インポートしておくとソースが読みやすくなります。


import static org.junit.Assert.*;


import org.junit.Test;
import org.junit.runner.JUnitCore;


public class SampleTest {


    public static void main(String[] args) {
        JUnitCore.main(SampleTest.class.getName());
    }


    @Test
    public void returnNull() {
        assertNull(Sample.returnNull());
    }
}



SampleTestクラスを実行すると、テスト結果が表示されます。
今回のサンプルではテスト成功しますが、現場ではそう簡単にいかないのが悔しいところです。


ちなみに、JUnit4より前のJUnitでは、テストクラスは以下のように書きます。
TestCaseクラスを継承し、テスト用のメソッドの名前が「test」から始める必要がありました。



import junit.framework.Assert;
import junit.framework.TestCase;
import org.junit.runner.JUnitCore;


public class SampleTest extends TestCase {


    public static void main(String[] args) {
        JUnitCore.main(SampleTest.class.getName());
    }


    public void testReturnNull() {
        Assert.assertNull(Sample.returnNull());
    }
}



JUnit4では、テストクラスがPOJOにできるようになったことと、命名規則が緩んだことで、より開発が容易になったのです。


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